2012-10-22 Mon 21:35
大変久々となりました。
今年の7月22日で開業して丸10年となりました。 10年を機に8月に移転しました。 以前の場所からは、そんなに遠くない所です。 場所に関しては、こちらの移転場所の地図でご確認下さい。 10月には、以前よりやっている大学の同窓会イベントの一環としてプチ整体を行ってきました。 今年は、2人の整体師で2日間で53人近くを施術してきました。 今回は、それ以外に友人の知人のお子さんを診させて頂いて、大変喜んで頂きました。 そして、良い勉強をさせて頂きました。 病院では、レントゲン上、骨に異常が無くアキレス腱炎と言う診断だったのですが、部活も休んでいるのに一向に良くなる事も無く、逆に酷くなっていく一方。両足のアキレス腱付着部位に痛みがあります。歩行でも痛く、軽く押さえるだけで圧痛が出ました。 踵骨の調整で片足は軽減。もう片方はそれでは変化無く、悩みました。 しかし、あまりの筋緊張の違いを見付け、解してみると左右に痛みの差が無くなりました。 その後、ケアの仕方とテーピングの貼り方、インソールを渡して終了としました。 早く好きなサッカーを思いっきり楽しんで貰えたらなぁ~と思います。 小学生~中学生でスポーツされている人は、似た様な症状で悩んでいる人が多いそうです。 病院に行っても良くなる場合とそうでない事もあり、そうでない場合に何処に行けばいいのか分からず悩んでいるそうです。 整体で全てが改善できるわけでは無いですが、早く良くなる手助けが出来たらと思います。 スポンサーサイト
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2011-03-10 Thu 13:47
寒い日が続きます。
少し・・・大分さぼり気味なブログでスイマセン。 つい先日の事です。 国際救命救急協会のBASIC(C.P.R.BASIC)インストラクターを取得していて、この協会のインストラクターが一同に集まる『EMA INSTRUCTOR MEET2011』へ出席の為、先日東京へ行ってました。 インストラクターとしての活動は、多忙の為あまり行えていませんでした。しかし、今回出席したのには理由があります。 5年に一度、AHA(アメリカ心臓協会)が出す心肺蘇生におけるガイドラインの転換期がこの年だったからです。 皆さんが知っている心肺蘇生法は、どの様なものですか? 胸骨圧迫:人工呼吸 15:2ですか? 30:2ですか? 最近の5年間は、30:2となっていました。今回の改正で50:0となるのでは・・・!?と言われてました。 しかし、30:2の比率のままだったのですが、簡素化された部分や強さやスピードがUpしていました。 その変更点を正確に行う様、訓練をしました。 50名近くのインストラクターが集まり、変更点の練習風景です。 ![]() 今回のガイドラインで変更された点と言うのを正確に伝える為に把握する必要があります。 頂いた資料を読み返し、実践出来る様に努めていこうと思います。 ![]() CPR(心肺蘇生法)を学ぶ所は、沢山あります。日本赤十字、消防署、各協会等。 少しでも興味を持たれた方は、国際救命救急協会も覗いてみて下さい。 今年は、セミナーのお手伝いをしに行き、技術の向上と維持に努めようと思います。 |
2010-11-28 Sun 15:58
寒くなってきました。皆さん、風邪を引いていないでしょうか・・・!?
今年も残す所、約1ヶ月。1年が早いです。 今年は、気紛れも気紛れであまり書けていませんでした。 なので、ラストスパート!! 今回の症例は、『痛風』です。 一昔前は贅沢病とも言われ、風が当たっても痛いと言う事から『痛風』と言う名称になったそうです。 ウキィペディアにも以下の様に書かれています。※参照:ウキィペディア"痛風" 『名称は、痛み(発作の箇所)が風が吹く様に足・膝・腰・肩・肘や手など全身の関節を移動し尚且つ風が強くなったり穏やかになったりする様に痛みが酷くなったり和らいだりを繰り返す(痛みの悪風に中(あた)る意、または吹いた風が当たっただけでも痛む、の説もある)ことから命名された。』 この『痛風』で知られているのが足の親指の関節炎では無いでしょうか!? 母趾の中足趾節関節(MTP関節)に見られるのが多いのですが、最近では第2趾や第3趾の中足趾節関節(MTP関節)に見られる事が多い様です。所謂、足の甲で指よりの所に炎症が起こると言う事です。 この痛風発作とも言われる急性の関節炎は、激烈な疼痛・発赤・腫脹・発熱をきたすのですが、通常は数時間~数日で回復に向かいます。 この痛風というのは、尿酸値が高くなり結晶が関節内に析出し、その結晶に対し炎症反応が出てしまうと言うものです。罹患期間が長いと腎結石が見られる事もある。 原因としては、尿酸値が高くなる事なのですが、日頃の食生活の中で"プリン体"と言う物の摂取が多すぎるのも駄目です。痛風になられている人は、この"プリン体"と言う言葉を聞かれていると思います。 アルコール特にビールや甲殻類に多く含まれています。 どの食品に多く含まれているかは、このホームページを参照して下さい。 → "プリン体" ※ 下の方にあります。 アルコールでは、以下の様になっています。 種 別 mg/100ml 蒸留酒 焼酎25% 0.0 ウイスキー 0.1 ブランデー 0.4 醸造酒 日本酒 1.2 ワイン 0.4 紹興酒 11.6 醸造酒(発泡性) ビール 3.3~16.6 低アルコールビール 2.8~13.0 ビールテイスト飲料 1.3 発泡酒 0.1~3.9 今回の症例では、以前より何回も出ており、今回は3週間経っても症状が改善しないとの相談でした。 当然の事、病院に通われていました。処方される鎮痛剤ですら効かないと言われていました。 痛風に対する整体と言うよりは、痛風によって現れている炎症反応に対する施術です。 痛みを和らげる・腫脹を引く様にすると言うのが大きな目標です。 ※ この症例での紹介、及び写真の掲載に関しご本人より承諾を得ています。 この写真は、初回の治療前に撮影した物です。 ※11/1 ![]() 初回の治療内容:下半身の筋肉調整、胸椎部・腰椎部の矯正(以前よりの治療部位)、足関節のモビリ・筋ポンプ 患部付近の関節のモビリ、内臓整体(肝臓、腎臓、小腸)、患部のテーピング 水分の取り方や自分で出来る内容を指導。 ※水分の取り方は、凄い量を摂取されていた為。 この写真は、2回目の治療前に撮影した物です。 ※11/3 ![]() 前回より腫れが引き、痛みも少しマシになっていました。 改善度合いにビックリされていました。 前回と同様の治療内容でモビリを少し多めに行っています。 この写真は、3回目の治療前に撮影した物です。 ※11/13 ![]() 左右差が殆ど無くなり、若干痛みが残っていたそうですが、歩く分には大分改善出来ました。 患部近位の関節を軽く確認・調整をし、筋肉調整と内臓整体のみで終了しております。 2回目と3回目の間は、ご自分で出来る事をされただけです。 仕事も通常通り、行かれており、安静にはしておられませんでした。 ここで症状が悪化しない限り、今回で終了という事に致しました。 この症例には、続編がございます。それについては、次回・・・・・。 ☆ 注 意 ☆ 今回の症例は、"痛風"を治したという症例ではございません。 "痛風"によって引き起こされた関節炎に対する症状を緩和させたと言うものです。 誤解されません様、御願い致します。 実際は、血液循環が良くなり身体の環境が良くなっているとは思います。 しかし、根本的な所は、生活習慣や食生活の改善が必要となります。 |