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見極め・・・ (肩)
2009-10-24 Sat 16:04
昨日も大阪帰りの時間帯で予約が入り、22時半から診る事になりました。

”診断”と言う行為は、我々整体師は行えません。しかし、各種疾患の可能性があるかどうか”見極め”ないといけません。
自分自身が取り扱えない疾患であったり、病院へ行かれる方がベストの場合があります。それを見過ごす事は、患者さんの不利益になり、治癒期間も長くさせてしまいます。

今回の患者さんは、当日に肩が痛くなり動かせなくなったとの問い合わせでした。
この方は、以前より定期的に通って頂いてる患者さんからの相談でした。

車の後部より荷物を体勢は前方向いたままで腕を後ろへやって取り、その後徐々に痛くなり、TELを貰った時は痛みで全然動かせなかったそうです。

来られた時は、痛み止めの薬の効果か痛みは少しマシで少し動かせる様になっていた。
見た状態は、三角筋周囲に軽い腫れ、肩が少し前方へ行っている状態(多分かばっているせい)。
触診では、大結節近辺に軽い圧痛有り。特に三角筋下滑液包近位は圧痛↑
大円筋・小胸筋に過緊張有り。

骨折や脱臼の可能性は、ほぼ無し。
介達痛・音叉・叩打テスト:陰性
牽引テスト:陰性
(sulcus徴候)

肩のROM検査で
屈曲 約25° 制限有り
外転 約30°   〃
内旋 ほぼ正常(上腕そのまま肘90°屈曲位) 最終数°で疼痛有り
外旋 約5° 疼痛有り

オーソペディックテスト
棘上筋腱炎テスト:陰性(可能角度にて)
棘上筋テスト:陰性(可能角度にて)
※上記2つは、正確に実施出来ていない為、信頼度は↓
スピードテスト:陰性
ヤーガソンテスト:陽性
肩峰下プッシュボタン徴候:偽陽性(度々結果が入れ替わる)

ここまでで痛み止めの効果と過度の可動域制限等で的確な見極めを断念。
周囲の筋の緊張をゆるめる事と安静を勧め、病院での検査後の治療を提案。

この時点で想定した状態は
腱板損傷、二頭筋腱炎、肩鎖関節の亜脱臼、滑液包炎ぐらいでしょうか。
過度の制限と三角筋下滑液包近位の圧痛と腫脹が気になり、病院での検査を勧め、異常の無い場合は日をおいて治療する事にしました。

想定した事は患者さんには告げていないです。告げる事は、診断行為にあたる為!
その確定の為に病院での検査を勧めています。最悪の場合は、病院での治療が望ましいから。

本日、その患者さんからのご報告があり、X線での検査結果は異常無しで湿布と痛み止めを貰ってきたとの事。その時言われた事が日にち薬だから・・・だったそうです。
大きい病院は休みだったので個人医院に行かれたそうです。

CT迄撮って診て貰っていないので何処の受傷だったのか特定はされていませんが、最悪の状態は避けられたのかなぁ~と感じています。

日を改めて治療の再開を求められました。
方針としては、周囲の筋の調整と可動域回復の為の運動療法を予定中。
来られた状態によりその都度、変更。

これが、受傷後2~3週間経っても変化が無い、若しくは悪化が診られた場合は”セカンドオピニオン”とは大層かもしれないですが、そこよりも大きい病院での診察を勧めます。


勝手な思い込みで治療を行えば、患者さんの為になりません。今回は、通って頂いている患者さんでこちらの真意が解って頂き、行動して頂けましたが、初診の方やまだ信頼関係が築けていない方は”病院を勧める”事自体が『見捨てられた』とか『たらい回しにされた』等の感情を抱かれるのでしょうか・・・再び来院して頂く事が少ないです。

インフォームドコンセント、ちゃんと説明をしているのですが・・・。

いつまで経ってもこの”見極める”と言う事は難しいです。

今回の様にちょっとした事でも相談してきて頂ける事は嬉しいです。
自分自身で対応出来ない場合は、最善の方法を提示出来る事を心掛けたいと思います。
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